初めての育児なのに、双子育児…。たくさんのベビーグッズにお世話になり、怒涛の日々を乗り切りました。
実際に使ってみて役立ったもの、買い直したもの、必要なかったものがあります。この記事では、双子育児で使ったベビーグッズをのレビューをまとめています。
ネンネ編
ベビー布団は洗濯機で洗えるもの
ベビー布団はベビー寝具専門店 un dou dou のものを選びました。日本製のオーガニックベビー布団だし、全部セットになっているので用意がラクでした。
大人の布団に寝かせてもいいんですが、子供用だと、サイズが小さいので、汚れたときにお手入れしやすいです。
敷布団も小さいから、簡単にベランダに干せます。掛布団は洗濯機で丸洗いできます。
布団の縦のサイズは120㎝なので体格によりますが、5歳くらいまで使えます。(うちの双子は、体が小さめなので5歳くらいまで使えました。)
オムツが外れてからも、おねしょをしてしまったときに「お布団の手入れがしやすいので助かるな~」と何度も思いました。
柄も選べてかわいいんですよ♪うちは「ひよこ」と「ぞうさん」を選びました。
おねしょシーツ。肌触りのよいもの。
おねしょシーツはオムツをしている時期も必要です。オムツがもれることもあるし、授乳後の吐き戻しで汚してしまうこともあるからです…。
ベビー布団でおねしょシーツがセットになっていることもありますが(※上記の、私が購入したベビー布団にもついていました)、使い心地の面では以下のものがおすすめ。
肌触りも良いし、赤ちゃんを寝かせるのにぴったりです。
▽おねしょシーツの選び方や洗濯方法、早く乾かす技について。
おくるみ
出産祝いで頂いたもので一番活躍したのが、aden + anais(エイデンアンドアネイ)のおくるみ。
おくるみとしても使っていましたが、その後はシーツやガーゼケット、ベビーカーのひざ掛け、バスタオルとしても使ったりしました。
柄がかわいいし、肌触りも良い、そして洗濯してもすぐに乾くので、本当に重宝します。
ベビーグッズは、一時期しか使わないものも多いけど、これは普段の生活でも毎日のように使えるアイテム。今も使っています。
バウンサー
子供たちがよく動くようになり、落ち着いて座らせておきたい時に用意したのが、バウンサー。
ちなみに、ミルクを上げるときに、バウンサーにのせてタオルで哺乳瓶をのせる台を作ってあげると、一人でミルクが飲めるようになります。
寝かせた状態で飲ませることもできますが、少し上体を起こして飲ませてあげた方が赤ちゃんも飲みやすいですからね。
一人の赤ちゃんなら自分一人で体が足りるけど、双子に同時にミルクをあげるのは、とっても大変です。
最初は一人ずつ抱っこしてミルクをあげていましたが、二人泣きで大変なときはバウンサーを使って、一人飲みをさせることも多かったです。(そうしないと、待っているもう一人がギャン泣きなんです…)
スリーパー
赤ちゃんは寝相が悪くて布団をはいでしまうことも多いです。はいだ後、寒くなってきても自分で布団をかけ直すことは、まだ出来ません。
寝冷えを防ぐために、スリーパーを着せていました。
素材はガーゼのものがおすすめ。ガーゼのものは、
- ふんわりと空気を含むので、冬は保湿性を発揮する
- 暑いときは汗を吸収して快適に過ごせる
- 天然素材なので肌にやさしい
- 使い込むほど、肌触りが柔らかくなる
からです。
一着あると年中使えて便利ですよ。
ウクレレジブリのCD
寝かしつけのアイテムとして毎日お世話になっていたのがウクレレジブリのCD。
寝るときに、必ずこのCDを流すことで寝る時間を子供たちに意識させるようにしていました。新生児室で流れているような、やさしいメロディで心地よいんです。
実はこれ、以前、ウクレレを練習しようと思ったときに購入した楽譜についていたCD。やさしいウクレレの音が心地よいし、ジブリの曲なので大人も聴いていて和みました♪
▽双子の寝かしつけについては、こちらの記事をどうぞ。
入浴編
ベビーバス
もうね、ベビーバスには本当にお世話になりました。
キッチンで使えるタイプのものを選んで、7~8か月くらいまで使っていました。体が入る限りは、ベビーバスでいれていました。
一般的には1か月目くらいまでなんですけどね…。
我が家で使っていたのは8年ほど前。昔と同じ商品は見つからなかったので、似たような商品のリンクを貼っておきますね。
ベビーバスは空気を入れて膨らますタイプがおすすめ。柔らかいので安心だし、使わないときは空気を抜けば小さくたためます。(毎日使うので、我が家では一度も畳みませんでしたが…)
一人で二人の赤ちゃんを順番に入れるのは、本当に大変なこと(汗)
キッチンで一人ずついれちゃえば、自分の着替えとか必要ないのでラクですよ♪
ベビーバスに体が入りきる限り、使い続けました。最後の方は、だいぶ窮屈だったかな…。
バスチェア
バスチェアは、入浴中に赤ちゃんを座らせておけるものです。
まだ立つことができない子供をお風呂にいれるときに座らせておける場所があるのは良かったです。
アップリカのものを使っていました。
一人で双子を入浴させるのは大変。順番に入れていました
ちなみに、私一人で子供2人を一緒にお風呂にいれるのは大変なので、一人ずつ順番に入れていました。その間、もう一人の子はベビーサークルに入れて、録画した幼児番組を見せていました。
順番に、お風呂にいれて、着替えさせて、ミルクあげて…を繰り返していたので、毎日お風呂に1時間くらいかかっていました。
ちなみに、バスチェアはお風呂で使わなくなったあと、子供たちの遊び道具になりました。バスの運転手さんごっこに、よく使っていました。
食事編
哺乳瓶の電子レンジ消毒
母乳育児を目指したものの、全然母乳が足りず、ミルクにお世話になりました。哺乳瓶の消毒は電子レンジ消毒のものを選んだのですが、本当にラクなのでおすすめです。
使い方は
- 専用ケースに洗った哺乳瓶を入れる
- 少量の水を入れる
- 電子レンジでチンする
だけなので、とても簡単。あとは、熱が冷めるまで放置しておきます。(24時間は放置しても衛生面の問題はないそうです)
哺乳瓶の消毒方法には、ミルトンなどの薬剤を使う方法もあります。もちろん、薬剤も安全性が確認されているけど「できれば使いたくないな~」という思いがありました。
ちなみに、煮沸消毒なら、お湯だけでできるので安心ですが、ちょっと面倒ですよね…。
双子の授乳はとにかく時間がかかります。特に月齢が小さい時期(=授乳回数が多い時期)は、飲む力も弱いので、授乳に時間がかかるんです。
哺乳瓶の消毒はサクっと済ませられるグッズを使うことを、おすすめします。
ストローマグ
ストローマグは哺乳瓶→コップ飲みを練習する前の段階に、使い始めました。
マグはまだ手つきが不安定な小さい子供が使っても、コップと違い、こぼす心配が無いのが良いです。
お散歩中にもマグを持ちあるいて、水分補給させていました。
子供が言葉で「お水を飲みたい」と伝えられなくても、テーブルにマグを置いておけば、自分で飲んでくれますよ。
うちではリッチェルのストローマグを使っていました。リッチェルのものは、水漏れしにくいのが良かったです。
子供がマグをぶんぶん振り回しても一度も水漏れしたことがありません。
お食事エプロン
お食事エプロンには、
- 布タイプ
- ナイロンタイプ
- シリコンタイプ
などがあります。布タイプだと食べこぼしをキャッチできず濡れやすいし、ナイロンタイプは洗濯したときに乾きにくいんです。
それに、ポケットがついていても、ふにゃっとしちゃってて、食べこぼしをきちんと受け止められませんでした。
その後、シリコンタイプを使ってみたら
- しっかり食べこぼしをキャッチしてくれる
- 洗うのがラク(食器を洗っている感覚。拭けばすぐに乾く。)
と、すごく良かったです。
ただ、難点は首回りの調節がしにくいこと。
シリコンタイプと似た形状で、評判が良いのは、ベビービョルンのものです。
我が家の場合は、シリコンタイプに行きつくまでに他のお食事エプロンで失敗していたので「買い替えるのもったいないしな~」と思い、ベビービョルンのものへ買い替えはしませんでした。
初めて買う場合は、ベビービョルンのものをおすすめします。
おうち編
ベビーサークルは組み換えできるものが便利
双子育児にはベビーサークルが大活躍でした
ベビーサークルは本当に買って良かったものの一つ。赤ちゃん~2歳くらいまでお世話になりました。
二人が同時にギャン泣きして動いていたとしても、ベビーサークルの中にいれておけば、とりあえず安心だったのは精神的にも良かったです。
2セット買って部屋の中を囲うように設置して、台所へ来れないように設置しました。
我が家の場合は、
- 簡単に組み換えができる
- ドアがついている
ものが使いやすかったですが、これは設置する場所や広さ、兄弟の有無のよって変わってくると思います。
▽インテリアになじむ木製のもの。ただ、木のささくれがあることがあるので、注意。
▽使わないときは、たためる仕様のもの。
また、ベビーサークルを置けない場合は、ベビーゲートを設置するのがおすすめ。部屋を区切ったり、玄関に設置したりと、間取りに合わせて使えるので便利です。
何度も組み換えできるタイプ
ベビーサークルは、一度設置したら組み換えられなかったり、組み換えるときに面倒なものもあります。
我が家では
- 組み換えしやすい
- 形を変えることができる
- ドアがついている
仕様のものを選びました。これが、とっても使い勝手が良くて、さらに1セット買い足しました!
最初は、子供たちが過ごす和室をベースにレイアウトしていたんですが、成長に応じてお隣のリビング+和室を囲むように設置しなおしたり。
触られたくない家具や電子機器はベビーサークルの外側に配置するようにしました。
双子だと二人の赤ちゃんが動きまわることになるので、安全対策は本当に念入りにした方が良いです。
我が家で使っていたのは、もう8年も前なので同じのは売っていないのですが、似た商品としては以下のものがおすすめです。
ドアがついていると使いやすい
ベビーサークルはまたぐタイプだと、自分が足をひっかけて転んでしまうこともあるんですよね…。(私も最初は、ドアのとこから入るのが面倒でまたいでいました。)
でも、足をひっかけて転んでからは、ドアのところから入るようになりました。ドアはやっぱり、ついていると便利です。
ちなみに、ドアは小さな子供には難しくて開けられません。
ある程度大きくなるまではドアパーツをつけていても「子供たちが勝手にベビーサークルから出ちゃった…」みたいなことはないです。
大判ジョイントマット
ジョイントマットは、腹ばいをする時期に用意しました。
うちはリビングがフローリングなので、ジョイントマットを敷くことで、子供たちを安心して遊ばせることができるようになりました。
お座りを練習するようになると、バランスが悪くて倒れてしまうこともあるので「けがを防ぐためにも、ジョイントマットがあって良かった~」と思いました。
最初は安いジョイントマットを使っていたんですが、今はコルクのものを使っています。コルクのほうが、肌触りがよいし、インテリア的にも良いのでおすすめ。
▽子供のアレルギー対策としても、カーペットよりジョイントマットがおすすめ
掃除がラクなのは大判サイズ
ジョイントマットは、最初は普通サイズを敷いていたんですが、結局、大判のものに買い換えました。理由はお掃除をラクにしたいから。
ジョイントマットの継ぎ目って、小さなゴミが下に入り込んでしまうのです…。時々、めくりあげて掃除機をかける必要があるんですが、マット数が多いと、お掃除がとても大変です。
我が家は買い替えで無駄に費用がかかってしまったので、初めて買うなら絶対に大判にした方がよいです。大判のものなら、同じ面積に敷いても枚数が少ないのでお掃除が比べ物にならないくらいラクになりました。
冬はフローリングの冷えが伝わらず暖かい
怪我防止のために敷いたジョイントマットですが、予想外のメリットもありました
フローリングって冬は冷えますよね。でも、ジョイントマットを敷いたことによって、冷えがだいぶ和らぎました。ジョイントマットを敷いているエリアでは、足が冷えないし、直接床に座っても、快適です!
幼児期以降も足音対策として敷いてます
実は、子供たちが小学生になった今も、ジョイントマットを敷いています。
二人で家の中走り回るので…。
赤ちゃん時期は転倒時の怪我を予防するために、幼児期以降は足音対策としておすすめです。
おむつ処理ポット
オムツ処理ポットは、コンビのものを使っていました。
オムツのにおいが劇的に減る
双子の使用するオムツの量はかなりのもの。1日で大量のオムツゴミがでます。
おすすめなのは、コンビのオムツ専用ゴミ箱。消臭作用のある、専用のゴミ袋をセットして使います。
これを使っていると、オムツ臭が気になることはありませんでした。
ただ、専用のゴミ袋(カートリッジ)は割高なのは確か。オムツが必要な時期は限られているし、何より双子の出すオムツ量はすごいので「この大変な時期を乗り切るために使う」と割り切っていました。
ゴミがマメに出せるなら、100均ビニールで代用できる
上記の、コンビのオムツ専用ゴミ箱はとても良いのですが、ゴミがマメに出せる環境なら普通のビニール袋に1回分ずつオムツを入れて捨てるのもありだと思います。
そのほうが圧倒的に、コストは安く済むので。
でも、毎日ゴミが出せないなら、オムツ処理ポットは用意した方がいいかな…と思います。
赤ちゃんの衣類洗いにおすすめの洗濯洗剤
私は出産を機に、洗濯洗剤を無添加のものに変えました。
最初はせっけん洗濯のarauを使っていましたが、洗濯槽がカビやすくて、大変なことに…。
結局、arauはやめて「ハッピーエレファント」という無添加せんたく洗剤に切り替えました。
ハッピーエレファントは、お肌に優しいし、値段もそんなに高くないので、今もずっと使い続けています。
▽液体タイプ
▽パウダータイプ
ハッピーエレファントには、液体とパウダーがあります。私は、パウダータイプの方が汚れ落ちが良いのでパウダータイプをリピートしています。
お出かけ編
双子用ベビーカーは必須アイテムでした
双子用ベビーカーは、我が家にとって欠かせないアイテムでした。
双子用ベビーカーがなしの生活は考えられないほど。毎日のように使いました。
双子用ベビーカーには大きく分けて
- 縦型(赤ちゃんが前後に並ぶ)
- 横型(赤ちゃんが横並びになる)
タイプがあります。
私は「マクラーレン」というメーカーの双子用ベビーカー(横型)を使っていました。
2歳半くらいまで、よく使いました。
双子用ベビーカーの縦型と横型で迷う場合、必ずチェックした方がいいのは「よく行くお店でスムーズに買い物ができそうか?」です。
使いやすいのが一番ですからね。
ベビーカー用レインカバー
ベビーカー用のレインカバーも必需品です。雨の日のお出かけもレインカバーがあれば、大丈夫!
風の強い日や、風邪・インフルが心配な時期にスーパー行くときなども使っていました。
双子だと、目立つからか、話しかけられることも多いです。(ベビーカーに乗っている時期は、毎日何人もの人に話しかけられていました…)
そして、赤ちゃんを触られることも多い…。冬の時期とか、感染症予防のためにも、知らない方には触って欲しくないな~、と思うこともあるのも本音(汗)
そういうといきも、レインカバーをかけていると安心感がありました。
ベビーカー用の日よけ
ベビーカーの日よけもお役立ちアイテム。うちは横型のベビーカーを使っていたので、横型のサイズに合う、大きな日よけを買いました。
日よけとして使うこともできるけど、全面をすっぽり覆うように使うこともできます。子供が寝たときはすっぽり覆ってあげると、ぐっすり眠れるみたい。虫よけにもなって良かったです。
一人乗りバギー
少し大きくなって、電車でお出かけするときに使ったのが一人乗りバギー。2000~4000円くらいの手ごろな値段のものを2台用意していました。
普段のお散歩は双子用ベビーカーを使っていたので、一人乗りバギーを使うのは
- 旅行のとき
- 道が狭い場所へいくとき
電車や新幹線で旅行に行くとき、バギー2台を使っていました。双子用ベビーカー(横型)は新幹線の通路を通れませんでした。
他には、「双子用ベビーカーで行ったら、邪魔になるだろうな~」という広くないお店にいくときも一人乗り用バギーを使っていました。
バギーはある程度大きくなって、お出かけがしやすくなってから用意しました。生活のスタイルを見て決めるといいと思います。
必要なかったもの
抱っこ紐はほとんど使わなかった
抱っこ紐は気合を入れて、人気のエルゴを買いました。でも、我が家の場合はほとんど使いませんでした。(高かったのに…!)
まだ、歩けない時期の子供たちを連れて、一人で出かけるとなると、やっぱり双子用ベビーカーがラクでした。
近所のお店や小児科はベビーカーのまま中に入れるので、ベビーカーばかり使っていました。
ベビーカーだと荷物も積めるし、抱っこと比べて体もラクです。
ただ、抱っこ紐は使いこなせれば、きっとすごく役立つアイテムだと思うんですよね…。
よく行くお店の広さや、自分の体調(腰痛に抱っこ紐は辛い!)などを考慮して選ぶといいのかな~と思います。
家庭によって使いやすいアイテムは違います。使ってみないと分からない…とうい部分も大きいです。
▽双子育児と抱っこ紐について感じたこと
スリングは素材選びで失敗した
スリングも用意したものの、数回しか使わなかったものの一つ。赤ちゃんをスリングにセットするのに時間がかかり、大泣きされてしまう…という感じでうまく使えませんでした。
ちなみに、双子のママ友は、上手にスリングを使いこなしていました。もちろん、赤ちゃんはご機嫌♪
スリング選びって、素材がとても重要です。
友達の双子ママが使いこなしていたスリングは、伸びる素材のもの。
伸縮性のある生地なので、ささっと赤ちゃんをセットできていました。それに対して、我が家のスリングは伸びない素材なので赤ちゃんをちょうど良い位置にセットするのが難しいっ。
スリングと一口にいっても、いろんなタイプがあります。
柄で選ぶのではなく、素材で選んだ方が失敗が少ないです。伸びる素材がおすすめです。
▽伸びる素材のスリング
▽抱っこ紐やおんぶ紐、スリングの感想を書いています
以上、ベビーグッズのレビューでした。
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▽妊娠8か月からは安静にするため管理入院しました。準備した物の記録。
▽双子妊娠でお腹のサイズはどう変わる?私の母子手帳の記録です。
▽双子育児の辛い時期を乗り切るために、やって良かったこと。