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小学5年生の男の子におすすめの本/プレゼントにも!子供が好きな本リスト

教育(本・知育玩具など)

小学5年生の男の子(双子)を育児中です。小さい頃から本が大好きで、毎日1~2時間読んでいます。子供たちが5年生になってから読んだ本で、お気に入りの本を紹介したいと思います。

5年生になると小学校の授業もぐっと難しくなってきました。勉強と意識せずに楽しく読めちゃう学習系の本も揃えています。

と、いうことで今回は小学5年生の男の子におすすめの本を

  • 物語系
  • 気軽に読める学習系

に分けて紹介します。

【物語】定番本や読書感想文が書きやすい本リスト

定番の名作「モモ」

長男が気に入って、繰り返し読んでいるのが定番の「モモ」。

物語系でどの本を選ぶか迷ったら、まずはモモがおすすめ。モモは大人になってから読み返しても面白いので、長く読める一冊としてプレゼントにもぴったりです。

モモ

ちなみに長男は小学5年生の夏休みの読書感想文にモモを選びました。

もともと、モモが大好きで何度も読んでいたのですが、読書感想文を書く過程を通してより深くお話について考える機会になったようです。

町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。「時間」とは何かを問う、エンデの名作。小学5・6年以上。

引用:Amazon商品の説明より

今回調べてみたら、モモはちょうど小学5・6年以上が対象みたいですね。

モモは子供に読んで欲しい名作ですが、時間に余裕のない大人に読んで欲しい一冊としても有名です。

読書感想文が書きやすい「願いがかなうふしぎな日記」

普段から、あまり読書をしていないお子さんでも読みやすいのが、願いがかなうふしぎな日記

ストーリーの展開の仕方が分かりやすいです。それゆえ、あまり読書をしないお子さんでもサクサク読めちゃいます。

願いがかなうふしぎな日記

ストーリーは「日記に願い事を書くと、不思議なことに、その願い事がかなっていく…」という内容。

日記に願いを書くこと(アウトプットすること)で、それを意識して行動するようになる。その結果、夢や願いが叶う…というお話。

目標を掲げる大切さや、それに向けて努力する大切さは、大人だって理解していても実行するとなると、なかなか難しいもの。日々、親の立場でも伝えているけど正直なかなか伝わらない…。そんな時は、この本がおすすめです。

あとは、実はこの本、読書感想文を書くのにもぴったりなんです。

なんと、本の最後には読書感想文の書き方のアドバイスまでのっています。

内容も小学生の読書感想文として良い内容だし、アドバイスまでのっちゃってるので、読書感想文の本選びに迷ったら、ぜひともこの本がおすすめ。

今まで、子供の読書感想文の手伝いをしていて感じたのは「読書感想文は、どの本を選ぶかによって書きやすさが大きく変わる」ということ。本選び、めちゃ大事です!!

▽読書感想文の失敗談や書き方のコツ

▽次男は小学4年生の読書感想文で賞をもらえました!

大人になってから読み返しても奥が深い「星の王子さま」

「いちばん大切なことは 目に見えない」という、フレーズが有名な星の王子さま。

星の王子さまは、聖書の次に多くの人が読んでいる本だそう。

砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。

引用:Amazon商品の説明より

小学生から読める内容らしく、長男も次男も楽しんで読んでいました。

でも、これって改めて読んでみると、大人が読んでグッとくる内容…。子供には子供の楽しみ方があるけど、大人が今までの人生を振りかえって読むことで、色々考えさせられるストーリーなんです。

「今、子供である子供たち」に読んで欲しいし、大人になったら「かつて、子供だったあなた」に読んで欲しいお話だと感じました。

シリーズで読みたい「銭天堂」

銭天堂は小学生に人気のシリーズ。我が家の子供は5年生になってから何度も読んでいます。

私が子供の頃は100円を握りしめて駄菓子屋に行きましたが、今って近所にこういう駄菓子屋さんがほぼ無いもの。このレトロな感じも、きっと子供たちにとっては魅力なんだろうなぁと思います。

長編ファンタジー「はてしない物語」

子供が5年生になってから読んだ本で一番気に入ったのが「はてしない物語」。モモで有名なミヒャエル・エンデの名作です。

はてしない物語

対象年齢は中学生以上ですが、長文に慣れているお子さんなら楽しめます。

内容はファンタジーで、お話には10歳の少年が出てきます。小学5年生はちょうど10歳(もしくは11歳)。同年代の子供が主人公なので、より惹かれるのかも。

はてしない物語

バスチアンはあかがね色の本を読んでいた-ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前。その国を救うには、人間界から子どもを連れてくるほかない。その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年-ぼくのことだ! 叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ、この国の滅亡と再生を体験する。

引用:Amazon商品紹介ページ

▽文庫版は上下巻に分かれています。

ちなみに、ストーリー中には「あかがね色の本」が出てくるのですが、お話と同じ「あかがね色」の装丁の本も販売されています。

自分がお話の中に入り込んだかのような気持ちで楽しめますよ。

はてしない物語
お話と同じ「あかがね色」の装丁

▽あかがね色の装丁の本(箱付きで布張りの表紙)

【学習系】楽しく読めて勉強になる本リスト

理科分野:「空のふしぎがすべてわかる!すごすぎる天気の図鑑」

小学5年生になると、理科で天気について学びますよね。

長男が空を見上げて「今日の雲は〇〇だよ」などと、よく話をするようになったので「すごすぎる天気の図鑑」を用意しました。

天気の図鑑

子供が興味を持った時期に、それを深めるような本を用意してあげると、すごい勢いで読んでくれるものですよね。うちは双子で同じ時期に同じようなことを習うので、本の奪い合いが起こります(苦笑)

この本は理科の勉強…というより、「え、そうなの?」というネタを知る感じで気軽に読めるのがいいなぁと思っています。

雲、雨、雪、虹、台風、竜巻など空(気象)にまつわる、おもしろくてためになる知識をやさしく紹介。映画『天気の子』の気象監修者としても有名な荒木健太郎氏が、天気や気象にまつわるとっておきのネタを教えてくれます。積乱雲の自虐的ともいえる性質、虹は半円形ではないこと、雨滴のてっぺんはとがっていない……などなど、思わず「そうなんだ!」と思ってしまうようなトピックが盛りだくさん。子どもも大人も楽しく読むことができます。近年の豪雨、巨大台風、大雪にまつわる話題も豊富で、「天気・気象のなぜ?」が一気にわかります。

引用:Amazon

天気は毎日のように気軽に観察できる、とても身近なもの。この本を読むと、空を見上げるのが楽しくなります♪

社会分野:「すごいゴミのはなし」

環境問題について知りたいなら、まずは読んで欲しい本が「すごいゴミのはなし」。

家庭から出るごみを切り口として環境について学べるので、小学生にとっても身近で読みやすいです。

ゴミ清掃員さんが見たゴミ回収に関するエピソードが衝撃的すぎて、どんどん読み進めちゃいました。ゴミを減らす方法などだけではなく、ゴミ処理に関するお金の話など、大人でも勉強になることがたくさん。

子供に限らず、大人にも読んで欲しい本です。

土の入った電子レンジ、大量の人形やキノコ料理!?
だれが、なぜすてたのか……ゴミの世界はおくぶかい。
現役ゴミ清掃員で、お笑い芸人でもある滝沢さんが「ゴミ」の回収エピソードや、いま起きている問題を、現場から楽しく分かりやすく紹介。
「ゴミこぼれ話」やゴミ清掃車の図解、4コマにクイズなど、コラムも充実……!
イラストや図、写真も豊富に入っています。

引用:楽天ブックス

社会分野:「ニッポンじゃアリエナイ世界の国」

世界には色々な国があって、暮らし方、考え方も様々。

授業やニュースで世界に触れることもありますが、面白いトリビアを知ると、その国がぐっと身近に感じるもの。

読みやすくて面白かったのが「ニッポンじゃアリエナイ世界の国」という本。

日本から見たら「アリエナイ! 」と思えるような習慣の国もあるでしょう。

しかし、その「アリエナイ」を調べてみると、実は驚きと感動の理由があるのです。
この本は、「アリエナイ」を入り口にして、「世界のほかの国の人はどういう暮らしをしているのか? 」「なぜそういう習慣を持っているのか」?を
知ることができる本です。

引用:Amazon

面白いエピソードが多くて、サクサク読めます。絵が多いので、小学校中学年くらいから楽しく読めると思います。

日本人から見たら「ありえない」「めずらしい」ことでも、その国の文化や考え方、治安などが絡み合っていろんな「ありえない」が存在しているんだなぁ…と気づかされる一冊でした。

将来に向けて:「大人は知らない 今ない仕事図鑑100」

子供が話す「大きくなったら、なりたいもの(職業)」の話は成長に応じてどんどん変わるもの。

我が家の場合、幼稚園の頃は「おもちゃやさん」「お菓子屋さん」。小学校低学年くらいは「忍者」でした。そして、4年生くらいから「プログラマー」。

でも、最近の長男(小学5年生)の夢は「サンタさん」でした。大人っぽくなってきたと思ったら、まだまだ子供らしさもあり、かわいい年頃です。

世の中には様々な職業がありますが、子供たちに職業について話す際、私は「今、自分が知っている職業」をベースに話をしてしまいます。

でも、今はなくても、子供たちが大人になる頃には新しい職業・働き方も生まれているはず

様々な選択肢や可能性があることを知って欲しいと思ったので「大人は知らない 今ない仕事図鑑100」という本を選びました。

大人は知らない 今ない仕事図鑑100
色んな可能性を知って欲しくて選んだ本

今の時代が抱える問題点や可能性をもとに考えられた、今はない職業がずらりと載っています。

正直な感想としては「少し、現実とかけ離れているかな?」と思えるような職業も載っていました。でも、そう感じるのも「今」の視点だからだし、未来ではそんな職業が存在しているかもしれません。

だって、私が子供の頃に何度も観た大好きな映画「バッグ・トゥ・ザ・フューチャー」。

映画の中で、大きなスクリーンに向かって話かけるとチャンネルが切り替わる、といったシーンがありました。当時の私は「声で機械が反応するなんて近未来的。こんな風になったら便利だなぁ…。」と何だか遠い世界のことに感じていましたが、今の私はアレクサ(Amazonエコー)により、似たような生活しています。

▽【参考】私のアレクサ活用法

アレクサを使い始めて6年ほどになりますが、夫とは時々、「なんだか未来みたいだね!」という話題をしています。でも、子供たちは小さな頃からアレクサがある生活をしているので、これが普通だと思っているみたい。

と、いうことで子供たちにも「今」にとらわれず、色々な可能性を知って欲しくて選んだ一冊でした。

今日は、ここまで。

紹介したい本は、たくさんあるので、また近々追記したいと思います。