子育てにはお金がかかるもの。
無駄遣いはしないように気を付けているし、節約もそれなりにしています。
でも、「辛い」と感じるような節約はせずに、ほどよく楽しみながら暮らしたいと思っています。
外食もするし、旅行もします。そんなに我慢しているつもりはありませんが、そんなに出費が多いわけではなく、あまり苦労せず貯金もできています。
今回は我が家で取り組んでいる節約術についてまとめてみました。
人間は「習慣を変えたくない生き物」らしいので、習慣を変えるのは大変です。でも、節約の習慣が定着してしまえば、その後はラクです。
子育て中でも無理なく貯まる節約術
食費の節約
食費は毎日かかるもの。食費の無駄遣いを減らせると、出費がぐっと減ります。
ただ、食べ物は体を作る大切なモノなので我が家の場合は切り詰めたり、不安を感じるようなものを買うことはありません。特に、子供の健康面に関わるものなので必要以上の節約はしません。
それじゃ、どうやって食費を節約するかというと「その日、安くなっているもの」を買っています。
安くなっている野菜などは、旬のものが多いです。すると、栄養価も高いし健康にも良いです。一石二鳥ですよね。
ただ、私は料理があまり得意ではないのに、手作りに拘ってしまうタイプ…。
それゆえ、何を作るか迷うことも多く、毎日「ご飯作り嫌だなぁ」と悩んできました。でも、迷ったときに作るメニューを定番化したことで悩みがぐっと減りました。
迷ったときのメイン料理は、
- 肉野菜炒め
- 鍋
のどちらか。
メインが決まれば、あとは簡単。
野菜炒めなら、ご飯を炊いて汁物を作れば良し。鍋なら、一品でも良し。
私の作る料理は映えないけど、栄養面で見たらバランスが取れていると自分では思っています。
(ちなみに、中学生の子供の話では家庭科の授業で自分の家の献立を書くという課題が出たそうなのですが、先生にバランスの良い食事だと褒められたと話していました!)
▽週末メニューは固定化しました
美容院代・床屋代の節約
子供の髪は自宅カット

我が家には男の子が二人いるのですが、小さい頃から自宅カットです。
中学生になった今も自宅カットなので床屋代は0円。ずっと、夫が担当しています。
夫は美容師さんではありません。何度もカットするうちに上達しました。今はYouTubeなどでセルフカットの方法を教えてもらえるので、そちらを参考にしています。
最初ははさみでカットしていましたが、バリカンを購入してからカットがだいぶラクになったとか。私はバリカンは「坊主にするときに使う道具」だと思っていたのですが、実は違うんですね。
バリカンにはアタッチメントという部品が付属されており、アタッチメントを使うことで「頭皮から〇㎝のところまでカットする」と指定できるため、カット初心者でも簡単に長さを揃えてカットできます。
▽以前書いた記事
カット専門店を利用
私のカットはカット専門店でお願いしています。かれこれ、10年くらいは利用しているかな!?
いつも結べる長さにしているので、年に1~3回くらいのペースで利用しています。以前はカットだけで5000円~7000円かけていたので、ずいぶん節約になっています。
何回利用するかによりますが、高くても年間で5000円くらい。
最初は「カット専門店って、実際どうなの?」と不安でしたがが、心配ご無用。カット専門店の美容師さんはカットが上手なことが多いです。
今は昔と比べて女性でも利用しやすいカット専門店が増えていますし、試してみては?
▽詳細はこちら


夫は自分でカットしている!
かなりイレギュラーな事例ですが、夫は自分で自分の髪をカットしています。以前は、QBハウスに通っていましたがコロナをきっかけに行くのをやめました。
当初は、私が夫のカットを担当していたのですが、細かいことを色々言われて疲れちゃったので「お店で切ってきてよ」とお願いしたら、それ以降、自分でカットするようになりました。
これは、コロナが背景にあって外出したくないという気持ちが後押ししたのでしょうが、数年(5年くらい)続けるうちに、かなり上手になりました。ちなみに、ハサミで全部カットしています。
襟足など普通はバリカンを使うようなところは、「もう少し整えた方がいいかもね」という感じではありますが、パッと見た感じでは、QBハウスで切ったかのような仕上がり。(襟足は、私が少し整えてあげて完了)
もう4~5年やっているので、かなり上手です。「継続は力なり」なんだなぁと実感しています。
よって、珍しい事例ではありますが、夫の床屋代は0円。
先述したように我が家でカット店を利用しているのは私だけ。4人家族の1年間合計のカット代は約5000円です。
車代の節約
我が家は車を保有していません。必要な時は、カーシェアリングを利用しています。
東京に住んでおり、公共交通網が発達しているのとカーシェアリングのステーションが多いので車なしでも大丈夫。
今の暮らしにおいて車が必要となるのは、旅行や少し遠出するときだけ。結婚してから16年ほどになりますが、車は一度も購入したことがありません。
▽詳細はこちら
ただ、地方に住んでいる場合は車は生活必需品だと思います。私の実家もすごく田舎にあるので、車は必須。車がないと節約するメリットより、デメリットの方が大きいでしょう。
車を持たないと大きな金額を節約できますが、デメリットの方が上回ってしまっては意味がないのでバランスが大切。もし、私が地方に引っ越したら車を保有すると思います。
スマホ代(通信費)の節約
我が家で使っているスマホは3台。全て楽天モバイルで契約しています。
動画などは家でしか見ないので、携帯代はスマホ1台につき毎月1000円ほど。一般的な金額に比べると、かなり安いと思います。
ちなみに、私は長い間、auを使っていました。その時に比べると、通信状態が悪いな…と感じることはありますが頻度は低いので気になっていません。
楽天モバイルは「楽天リンク」という無料で通話できるアプリがあるので、通話料がかからないのが嬉しい。実家が遠くてなかなか帰省できないのですが、無料通話のおかげで気兼ねなく通話できて助かっています。
▽過去の記録(※金額やプランは加入当時のもの)


子供の習い事代
送り迎えの「時間コスト」を考慮するのも大切

子供の習い事は金銭面だけではなく「送り迎えにどのくらい時間を要するのか?」も重要だと思っています。子供が小さいうちは親が送迎することになるため、時間コストもかかります。
我が家では以前、「安いから」という理由で市区町村主催の体操教室に通っていたのですが、小さな子供を連れて少し遠くの施設まで毎週通うのは思った以上に大変でした。
子供は歩くのも遅かったり、準備に時間もかかったりと、何をするにも思った以上に時間がかかるもの。それだったら、多少高くても近場を選んだ方が良いと感じました。

体操教室の件で懲りたので、水泳を習う際はご近所のコナミスポーツに5年ほど通わせました。
レッスンの15分前に家を出れば余裕で間に合うし、高学年になってからは子供だけで通うようになったのでラクでした。
当初、高いと感じていた月謝も振り替え制度があるため無駄なくレッスンを消化できました。
子供はよく風邪を引いたりしますよね。行政主催の講座だと振替というシステムがなかったけど、コナミスポーツだと振替制度があるのがメリット。(しかも、コロナ以降は振り替え期限が無期限に変更されたため、さらに利用しやすくなりました)
結果的にはコスパ良かったです。


行政主催の講座を利用する
子供の習い事は、市区町村で開催しているものを、まずチェックするようにしています。やはり安いです。
ただ、先述したように遠くて通うのが大変な場合は、時間コストの面から考えても避けた方がいいのかな…と個人的には思っています。
オンライン英会話

子供に英会話を習わせたいけど、対面型の教室に通うとなると高額(週1回コースで毎月10,000円ほど)なため、オンライン英会話を受講しています。
小学1年生から初めて、ただいま中学生。
途中、お休みした時期もありますが細く長く続ける予定です。
外国人講師を選ぶか、日本人講師を選ぶかによって値段は倍ほど異なりますが、対面型に比べると圧倒的に安いです。
我が家の子供が受講しているのは、ハッチリンクジュニアというスクール。
フィリピン人講師の場合は、1レッスン25分で600円ほど。日本人講師の場合は1,200円ほど。(※レッスン単価はコースによって異なります。我が家は月8回コースを受講しています)
マンツーマンで教えてもらって、この値段。日時も講師も毎回自由に選べるなど融通がきくのも気に入っています。
▽以前書いた記事


塾代節約のキモは家庭学習にあり

我が家には二人、中学生の子供がいます。
今まで塾に通ったことはありません。私がフォローしながら家庭学習で進めています。
(ちなみに私の学力はいたって普通。大学までいきましたが、標準ど真ん中です。)
家庭学習は親が面倒を見るため、手がかかるのは確か。
でも、塾通いに比べると数年間で、数百万円の節約になります。
子供の教育費で大きな金額を占めるものの一つは塾代だと思うので、ここをどう抑えるかが大切だと思っています。

塾に通わず家庭学習で進める場合は、できるだけ、小さい頃から少しずつフォローしておくと親の負担が少ないです。
親も一緒に勉強して教えてあげることになりますが、小学校低学年だとすごく簡単です。
そのため、親の復習(学び直し)にかかる手間は思ったほどかかりません。その後、少しずつ親の復習も進めていけるので親の負担も少なく済みます。

小学校高学年から教えようとすると、ある程度難しくなっているため、親の学び直しも結構大変だと思います。だから、親が教えるなら低学年ころからがおすすめ。
家庭学習で何が大変かというと、子供に粘り強く教えること。

塾に通うと、塾がそれを全て引き受けてくれるというラクさはあります。
ただ、塾の送迎や塾通いに合わせた生活スタイルに変えるなど、家庭学習では発生しない手間も生じます。それぞれ、メリット・デメリットあるんですよね。
それらを踏まえた上で、どちらを選択するか決めると良いと思います。

ちなみに、我が家は塾なし家庭学習で中学受験も進めました。やはり、それなりに大変でした。
でも、もし時を戻せたとしても我が家の場合は、塾通いより私が教える方がラクだと感じるので、同じ道を選ぶと思います。
ベストな選択はご家庭の状況や、目指すところによって違うもの。
他のご家庭がどうか…より、我が家はどうしたいのかを重視して決めるのが大切だと思います。
【参考】中学受検(公立中高一貫校)にかかった費用

子供が二人、中学受検(公立中高一貫校)をしました。二人とも、無事合格できました。
Z会の通信教育をメインとし、市販ドリルで補完する方法で対策しました。日々、私が一緒に勉強をして、フォローをしました。
かかった費用は細かく計算したわけではありませんが、6年生の1年間で10万円以内。(通信教育代+市販テキスト・過去問代など)
二人なので、10万円×2=20万円ほど。

よって、世間の相場と比較すると、子供2人で280万円の節約になりました。
ただ、私が家庭教師のようにみっちりフォローしたため、その分の人件費がかかっているとも考えられます。(実際に、費用は発生しませんが)
▽塾なし家庭学習の受検体験記



服代の節約
服はデザインより「素材」重視で選ぶ

若い頃、服はデザインで選んでいました。
服選びって、そういうものだと思っていました。
でも、素材によって手入れの大変さや、傷みやすさ(毛玉になりやすい、色落ちしやすいなど)が分かってからは、素材を重視して選ぶようになりました。
すると、服が長持ちするし、着ていて快適なんです。
こんな感じで、服を選ぶときはデザインより素材重視にしたら、服が長持ちするようになりました。買う回数も控えられるので、被服費の節約になっています。
服でごまかすより、筋トレした方が安上がり!?

若い頃は今より肌もきれいだし、やせていたし、たるんでいなかった私。
何を選んでも、わりと似合いました。(と、自分では思っている)
でも、アラフォーになって、くすんだ肌、たるんだ体で服を選ぶと「似合う服が見つからない…」という悲しい現実。
体型が隠せる服や、若く見える色など検討してみたけど、結局、スタイルの良い人は何でも似合うんですよね。安いGパンとTシャツでも十分かっこいいです。
服選びより体のメンテナンスに力を入れた方がいいんじゃないかと思って、今は少しずつですが筋トレを頑張っています。
消耗品代の節約
Amazonの定期おトク便を利用する
リピート購入している消耗品はAmazonの定期おトク便に登録をしています。
消耗品を買い回る手間もなくなるし、何より安く買えるので便利。
毎月のように届けてもらっているのはハッピーエレファントという洗濯洗剤。無添加洗剤が好きなのですが、Amazonだと安く買えるので助かっています。
▽定期おトク便でリピートしている洗剤レビュー
ヨドバシドットコムを利用する
消耗品を買うときは、Amazonとヨドバシドットコムを比較して購入しています。
ヨドバシドットコムは全品無料配達なので、すごく使い勝手が良いです。
私はAmazonプライム会員のため、Amazonでもほとんどの商品が無料配達になりますが、プライム会員でない方はヨドバシの方が使いやすいかも?(全品無料配達のため)
ただ、Amazonの方が商品数が多かったり、定期おトク便だとヨドバシより安いこともあるため、何を買うかによって使い分けています。
旅費の節約

我が家は、わりと旅行に行くほうだと思います。
ここ1年は子供の学校が忙しくて、ほとんど行けていませんが、小学生時代は年に10回くらい旅行していました。
旅費はそれなりに高いもの。どうやって安くするかというと
企業の保養所(健保)を利用する

企業の保養所(健保)はよく利用していました。
これは、組合員でないと利用できないため限定的ではあります。もし、加入している健保などにそのようなサービスがあるのであれば、利用しないと損です!
我が家の場合は、よくTJKの保養所を利用していました。(TJK健保の方は、ぜひチェックしてみてください)
家族4人(大人2人、小学生2人)で一泊(二食付き)しても、合計2万円ほど。料理もおいしいし、施設もキレイなのにお手頃価格。数十回、リピートしました。
▽TJK健保の保養所は大人気。まずは、抽選です。
レンタカーではなくカーシェアリングを利用する
次に、カーシェアリング。先述しましたが車は保有せず、カーシェアリングを利用しています。
レンタカーより安いし、子供が熱を出したりして急遽キャンセルすることになっても、ほとんどキャンセル料がかかりません。(レンタカーの場合は、キャンセル料がかかる)
ダイナミックパッケージを利用する

沖縄旅行など費用のかさむ旅行をする場合は、ダイナミックパッケージを使っています。
何度も子連れで沖縄に旅しましたが、ダイナミックパッケージだとかなり安く行けました。
具体的には12月のクリスマスシーズンに5泊6日で旅した際も、一人当たり4万円ほど。しかも、ホテルは高級ホテル利用。
私の場合、パッケージツアーを探すにも手間はかかるし、ダイナミックパッケージでプランを作った方がラクだなと感じています。
▽詳細は別記事にまとめています
今は以前より金額が上がっていますが、それでも、やはりダイナミックパッケージはお得だと思っています。
市区町村の提携保養所を利用する

市区町村の提携保養所がある場合、それを利用すると安く宿泊できます。
市区町村によっては温泉旅館の数部屋を借り上げているケースなどがあります。抽選の場合が多いですが、当選すれば温泉宿に格安な値段で泊まれます。

旅行サイトで手配すると1泊1万5000円ほどの旅館に、半額程度で泊まれました!
お得で人気ゆえ必ず利用できるわけではありませんが、まずは、提携保養所があるのかチェックしてみるのがおすすめ。
せっかく税金を払っているんですし、利用できるものは利用しましょう。
トラベルズーを利用する

トラベルズーという旅行情報サイトがあります。会員登録すると、お得な旅行情報をメールマガジンで送ってもらえます。
私は、かれこれ10年以上前から登録しています。
旅行プランは膨大な数があるので、コスパの良いものを探すのは至難の業。
トラベルズーに登録しておけば旬のお得なプランを教えてもらえるのでラクです。
毎週チェックしていると、相場観も分かるし、新しい施設の情報なども入ってくるので便利です。
【公式】トラベルズー